本当にどうでも良い話なので相当前のめりに『読みたい』という人だけおつきあいください。
今日はだいぶ販売がのんびりで、やるべき事はたくさんあれど天気のせいか全くやる気も起きないので、久々の以下雑談。
先日、噂のチャットGPTというやつを使ってみた。厳密に言うと家人がはやばやと登録しちゃっていたのでログインして使わせてもらった。家人は外出していたので使っていいか？とメッセージをおくると「もちろん！でも検索情報、残るから気をつけてね。」との忠告。何を心配しての忠告だろう、、と疑問に思いながら。（『見られて恥ずかしい事は検索しないように』とか、そんなところか？そんな事しないけど。）
ラジオで『青春18きっぷ』が取り上げられていたので、チャットGPTに『東京発、青春18きっぷを使って行ける旅のおすすめプランを提案して』と打ち込んでみた。
結論を言えばそれはそれはひどいものだった。
まず、質問の意図を『汲んでくれる』事がない。（まあ当たり前か、機械だもん）『青春18きっぷを使って』と聞けばこの切符の事を知っているニンゲンならば当然、青春18きっぷだけを使って行ける場所を提案するだろう。ど頭から『新幹線でココまで行って云々、、』と言われた。ごめん、聞き方が悪かった。
『新幹線を使わずに』を入れて、さらに『四国方面で美味しいものが楽しめる2泊3日旅』をお願いしますと伝えてみる。結果、1日目どこどこ地域でうどんを楽しみ、2日目どこどこ地域で昼、夜、うどんを楽しみ、3日目うどんを楽しみ‥‥。そんなにうどん、楽しめませんよ。（うどんを楽しむ旅って打ち込んでいたならもちろん話は別ですけど。）しかも、結局新幹線も入ってたし青春18きっぷを使えないところもたくさん勧められて『別料金が発生します』だそうだ。なんて詐欺まがいな。
『青春18きっぷだけを使って』と書くべきだったなぁと思った頃にはもう質問する気が失せていて、その日は不毛なままおしまいに。
質問の仕方がかなり問われるらしく、質問代行マスターみたいな職業が出てきそうと思った初回。
別の日、ムツゴロウさんが亡くなったというニュースから『ムツゴロウさんって元々小説家らしいね。本名なんだっけね、畑なんだかさんだよね。』という会話からチャットGPTに聞いてみる事にした。検索すればすぐ出るがちょっと試してみようとなったのだ。
『どうぶつ王国のムツゴロウさんの本名は？』
期待を大幅に悪い意味で上回り全く違う女性の名前が出てきた。だれ？？ 家人の質問の仕方が悪かったかもしれない。どうぶつは動物じゃないとダメだった？もう一度別の聞き方で尋ねると今度はぜんぜん違う男性の名前。結局普通に検索して調べた。家人がご丁寧にもチャットGPTさんに『違いますよ、畑正憲さんですよ』と入力すると『申し訳ありません。おっしゃる通り云々、、』と言われたそうな。
感情はないけど謝るんだなぁ。
これ、たまたま多少知識があったから間違えてる事がわかったけれど、全くの無知だったら信じてしまうかもしれない。あくまでも、【全世界のあらゆる人が発言したインチキも含めたデータの集積から、それかなー？とAIが判断したところを拾い集めてバグのない日本語で答えているだけ】だという事を忘れないようにしないといけない。言葉が礼儀正しすぎて信じそうになる恐ろしさ。謝って済む問題ではない嘘が出てこない事を祈るばかりだ。今のところサイコパスの愉快犯にしか感じない。← ニンゲンじゃない事を良いことにすごい悪口
心配性の私は思ってしまう、コレが加速して手塚治虫の『火の鳥 未来編』みたいなとんでもないことにならないといいけど。AIの言う事が正しいはずだと疑わないニンゲンの世界の末路。もしくは、開発側がお金儲けの為に世界中の人々に使わせ、気づいたら人々はコレ無しでは生きられなくなっているみたいな構図。
日本語は英語と違い行間を読む言語と言いますから、AIが完全に行間まで読む時代が来るかはわかりませんが、便利に使えて生活が豊かになるお手伝いをしてくれるものとしてならば、どんどん発達していってほしいですね。
