5.24.2016

ジンジャーのスコーンは期間限定



大事な事を書き忘れていましたが
ジンジャーのスコーンは期間限定です。
材料がなくなり次第終了ですが
ジンジャーシロップを作った時にできる
副産物を使用していますので
今後もときどき登場する予定です。

日によりますが
11時すぎくらいには焼き上がっていると思いますので
生姜が好きな方はお早めにどうぞ。



5.19.2016

今日からこっそりとジンジャースコーン


ジンジャー〈ざらめとスパイス入り〉を販売しています。
辛みはあまりなく生姜の香りほんのり
ざらめが入っているのでむしろちょっと甘めです。
生姜の繊維の保水効果で中はしっとり
外のかりかりの所が
他のスコーンよりも少しだけねっちりざっくりしていて
そこが美味しいです。

そして
今のポタージュは新ごぼうとたまねぎ
季節限定いちごソーダもやってます。
いちごソーダは人気です。
シロップのあるうちにどうぞ。



バターに関するお知らせ

2017年1月現在
ニュージーランド産のバターは使用しなくなりました。
全て国産のバターです。
ほぼ発酵バターで作っており、発酵バターが不足した時のみ
国産の無塩バターを使用します。
(発酵バターのほうが無塩バターよりも供給量が少ないため)


来週の火曜日 5月24日より
今使用している発酵バターだけでなく
ニュージーランド産の無塩バターを併せて使用いたします。

酪農大国のバターですので
品質や安全性に不安は全くありませんが
乳牛の餌も空気も水も違うので風味が違います。当然といえば当然です。
良く言えば風味が強い
悪く言えば乳臭さが強い

「バタースコーン」には今まで通り発酵バターのみ使用いたします。
ほかのスコーンには商品によって比率をかえてニュージーランド産を使用します。

食べて味の違いに気づいたら
それは味覚が敏感な方だと思います。

以下にバター変更の理由を書きます。
愚痴のような長い文章ですので興味のある方だけお読みください。

お店を始める頃、相変わらずのバター不足の波により
バターをまとめて入手するのは困難でした。
まずは、以前働いていたカフェと同じ乳製品の卸(おろし)の会社にお願いしましたが
新規契約の店舗にはバターは卸せないと断られました。
他の会社もあたりましたが、仕入れが小規模すぎる時点で卸自体が不可。

当時バターは店頭で見つけられればラッキー、買えて一本、値段は高い。
悩んだ末に、以前働いていたカフェのオーナーSさんにお願いして
Capraの分を余計に頼んでもらい、二週間ごとに取りに行く事にしました。
バターを取りに行きCapraに運び家に戻るまで3時間半、バターは重い。
頼んでもらっているカフェにもバターのスペースとお手間をとらせ申し訳ない。
という生活を長い間続けました。

ずっとこのままというわけにはいかないなとは思いつつ
手だてなく煮詰まっていたところ、
前のカフェのオーナーSさんが私を心配して
乳製品卸の会社に頼んでくださったのです。
Capraにバターをなんとか卸してあげてくださいと。
そのあと、前とは別の担当の方がCparaに来てくださり、
以前は頑として断られていたバターを、
「ニュージーランド産と併せて使ってくれるなら」という条件つきで
卸していただけるようになったというわけです。

しかしこのニュージーランド産も
バター不足解消の為に一時的に輸入したものだそうで
今後はどうなるのかわかりません。
バター不足の原因には日本の酪農家の保護の問題も絡んでいるそうなので
簡単にとやかく言えることではありません。
無理のない範囲で安定した商品を提供しようと思います。

ああ、とても長くなってしまいました。
また状況が変わったらお知らせします。